まずは陽気なADHD活動

忘れもしない2016年7月…いや、6月だったかも。ADHDと診断された秩父さんの日記とライフハックを紹介します!

ADHDが校正?できるの?

今日は気を紛らわせるために
更新が多い秩父さんです。

先日、急遽仕事で
本の校正を頼まれたお話をさせてください。

ADHDに校正?
いやいや、無理でしょ!
むしろ簡単な書類でさえ、
いつも校正してもらう側です。

しかし、この校正で大活躍したのが
ADHDである私だったんです。

校正は、社内4人で行われました。

  • 総務

手紙から重要書類、社長の雑誌掲載の校正まで行うスーパーウーマン

  • 上司

いつも私の校正をしてくれる上司

  • 先輩

アスペルガー疑惑 支払い検定というアプリで「神レベル」を簡単に叩き出す変態

そしてADHDでいつも誤字脱字だらけの私、秩父さんです。

結果から申し上げますと、
正確な数字は出していないものの、
誤字脱字の検挙率の半分〜8割程が私でした。

誰もが一番ダメだと思うADHDが何故?
と自分でもビックリでしたが、
自分なりに考えてみた理由が3つあります。

  1. 文章を読み解く能力がなかった

単語の前後を入れ替えても、何と無く文章が読めてしまう、という研究があるように、
文章を読むと、
どうしても誤字脱字を見落としてしまいがちです。

「ある日おじいさんとおばあさんが寝ていました」の、文字がイメージとして脳内に変換される前に
「ある/日/おじい/さん/と/おばあ/さん/が/寝て/いま/した」と、
点をつけて目で追っていきます。

他の人は文章を読んで「ここ感動した」などと感想を述べていましたが、物語はまったく覚えてないです。

脳処理の遅さを利用して、
1〜3文字の塊として文字を処理していくことで、
間違えに気付きやすくなりました。
逆に物語の不都合などには気づけませんでしたが…。

  1. 「校正」にポジティブな感情を抱いていた

石原さとみが好きで、「地味にスゴイ!校閲ガール」をちょうど見漁ってました。

普段ドラマなんて見ないんですが。
それから校正って面白いなと思って、
毎日新聞の校閲部のツイッターをフォローしたり…
https://twitter.com/mainichi_kotoba/status/815337028636155904
そこの画像で 点をつけて読む方法を知り
覚えていたのかもしれませんね

  1. 直感が働きすぎている

「元も子もねえ…」って感じですが、
本当に直感で見つけることができたものが多かったです。

例えば「バルトェグ」という民族衣装の名前らしきものが出てきます。
しかし、なんとなーーーく「舌触り悪いな」と感じて 国の文化省のページを調べてみると
正式名称は「バルトゥグ」だった、
「バルトェグ」と呼ぶ文献もない、
というのが判明しました。

これがいくつも出てくるんだから、
本当にADHDの直感には自分でも驚かされます。



メールとか誤字だらけなんですが、
企画書とかは、
一度印刷して気分転換をしてから
こうしてみるといいかもしれませんね。

校正なんて無理!と思っている方々、
私もそう思っていたので
一度試して見てくださいね!